結婚をして家庭を持って好きな人と新しい人生を踏み出すことは、楽しいことでもありますが正解と言うものがないので、2人で考えて決めていかなくてはいけません。
結婚して最初の難所と言えば、初めての妊娠と出産ではないでしょうか。
ここ数年、育児に父親である男性が参加することが増え始めたため、育児休暇を取得する男性もちらほら増えつつあります。
それ以前に、父親となる男性の多くは、出産の立ち会いを希望する男性が増えています。
出産の立ち会いは、妻の陣痛が始まってからお腹の中の子供が出てくるまでの状態なので、どんな風に自分たちの子供が生まれてくるかというのを見るので、かなり生々しく出産に立ち会った男性が倒れてしまったという話しがあるくらいです。
中には、想像していた以上の現場だったために立ったまま気絶してしまう男性も少なからずいます。
女性は、生む方にかなりのエネルギーを使い直接、お腹から子供が出てくる瞬間を目にするのではないので、衝撃は男性よりも少ないのかもしれません。
夫婦になったカップルにとって、妊娠というものはとても嬉しいことなのです。
特に子供が欲しいと思っていた夫婦にとっては、これ以上の嬉しさは子供が産まれたときではないでしょうか。
欲しかった子供ができて嬉しいとは思いつつも、それと一緒に初めての難所がやってきます。
それは、男性と女性との大きな違いでもあります。
妊娠するのは女性なので女性は体の変化に戸惑いを感じます。
しかも初めての子供ともなれば、出産経験のあるヒトから話しを聞いていたとしても、色々な出産や育児に関する本や雑誌を読んで知識を得ていたとしても分からないものなのです。
体の変化に戸惑いを感じ前は楽に出来ていたことができなくなったり難しく感じる様になります。
しかし、男性は自分が妊娠しているわけでもなく体の変化を感じるものではないから、女性の気持ちや大変さが分かりにくいのです。
唯一分かるのは、妻のお腹が徐々に大きくなると言う目に見える変化です。
女性の体の変化は、とても大きいモノで女性ホルモンの影響で味覚や嗅覚が変わってしまいます。
そのため妊娠する前に愛用していた香水の香りがダメになる、いつも健康のために飲んでいたお茶が不味く感じて飲めなくなる、夫のタバコのニオイが吐き気を催すなど、女性にはしか分からないことです。
中には、料理の味付けが変わってしまったというケースも珍しくはありません。
妊娠でいちばん多いのが、女性のイライラです。
体の変化によるストレスからくるイライラもありますが、女性ホルモンが不安定なために怒りっぽくなりやすいです。
そのため、ちょっとしたことで大ケンカに発展しまうことも珍しくないのです。
男性側からすれば一方的にキレられて腹が立つと言う気持ちも分かりますが、男性はそれを受け止めてあげる努力、支えてあげる包容力が必要となります。
女性にとって妊娠とは、予想していた以上に負担はかかってくるしストレスにはなるし気を使わなくてはいけないので、男性もその現実をしっかり受け止めることができなければ、出産の時に立ち会っても倒れてしまいます。