結婚して苦労するのが、家計の節約です。
独り暮らしと違って結婚して、家計を圧迫するのが食費と光熱費です。
独り暮らしの場合、節約は簡単にすることができます。
なぜなら、自分だけしかいないから自分のやりたいことで節約をすることができます。
洗濯物はお風呂の残り湯で洗うからシャワーを使わずにお風呂はバスタブに入浴する、夏場は汗をかくから洗濯物は毎日するけど冬は夏の様に汗をかかないし洗濯物も乾きにくいから2日に1回洗濯をする、そのためお風呂も自分だけなら毎日お湯を取り替える必要もありません。
食事も1週間のメニューを考えて、次と翌々日のおかずまでも一緒に作ったり、今日の残り物をアレンジするから作る量を多くしたりなど、節約の方法は意外に一人暮らしだと難しいコトではないのです。
ところが結婚をすると、今までやってきた節約方法が使えないことが多いです。
パートナーが仕事の帰りが遅く、帰って来たらシャワーを手短に浴びて食事をしてスグに寝たいからお風呂に入りたくない、というケースもあります。
またお風呂の残り湯で洗濯をされるのが嫌だ、洗濯も毎日こまめにしてほしい、食事のメニューも昨日が洋食なら今日は和食がいい、などと要望するパートナーも多いです。
そのため家計を預かる方としては、自分の節約を一方的に押し付けることができません。
なぜなら、パートナーが働いて得たお金で生活をしているからです。
それでも予期せぬことでの出費もあるから少しでも節約をして、貯金を少しでもしたいという気持ちも重要です。
だからこそ節約をすることは、パートナーと話し合ってお互いに妥協をしなくてはいけません。
意外と話し合ってみると、それならここまではいいけどこれだけは勘弁して、とパートナーの気持ちを聞くことができます。
パートナーが嫌だ、という節約はできるだけ避けて、新しい節約を見出すことも大事なのです。