あなたの結婚生活はあと何年で終わる?

今や日本では3組に1組が離婚といわれる時代。それは時代のせいか、結婚の意識変化なのか?実態は近年の離婚率は失業率とリンクする傾向があります。やはり金の切れ目が縁の切れ目といったところでしょうか。日本の経済状況が離婚のそもそもの原因とも言えなくないのです。

さて、離婚件数を見ると、最も離婚率が高かったのが沖縄県で、次いで大阪府、北海道、福岡県と続きます。しかし一方で、沖縄は婚姻率も第2位と、結婚も離婚も多い県といった結果に。もともと大らかな土地柄の影響でしょうか?

逆に離婚率が最も低かったのは富山県、新潟県、福井県、島根県、石川県と、日本海側の地域がズラリ並びます。

実はこの結果は「幸福度ランキング」の上位とほぼ同じです。

ちなみに、離婚率トップの沖縄県は、幸福度ランキングでは41位。

幸せと離婚は、かなり住んでいる土地で、影響されるようです。

また、離婚に至った年数も重要です。

例えば、10年同じ相手と連れ添った夫婦は、離婚する確率が格段に低いことが調査により明らかになっています。

イギリスでおこなった調査によると、最も離婚率が高いのは結婚初期の4〜5年目頃で、それを過ぎると破局の危険性はグンと減ることが判明。特に、夫婦歴10年のカップルが離婚する可能性はわずか20%ほどで、そこからは連れ添った期間が長くなるほどに離婚率も下がる傾向に。さらに結婚40年目で離婚する夫婦は、100組に1組ほどしかいないらしい。そもそも、その頃は、どんなに若くても60歳、普通に考えれば、70歳近い年齢になっているので、当然といえば当然の気がしますが。

ちなみに出来ちゃった婚を含む離婚率は、30%前後で、3組に1組程度ですが、
でき婚離婚率は、おおよそ44%前後となります。

単純に云えば、でちゃった婚は離婚率が高いと思われるわけですが、これには、もうちょっと資料やデータが不足しています。そもそも、できちゃった婚は40歳代、50歳代では、ほとんどいないでしょう。

例えば、同じ厚生労働省のデータによると、結婚に占める「でき婚」の割合は、30歳以降が1割、「25〜29歳」が2割であるのに対し、「20〜24歳」になると6割、「15〜19歳」では8割に上っています。

ほとんどの、「でちゃった婚」した人が10代、20代前半です。

なので、この場合、40、50、60代の結婚を含む離婚率で調べるよりも、10代、20代前半に結婚したカップルとの離婚率と比較した方が、より実態に近くなるでしょう。

また、出来ちゃった婚の離婚率も重要ですが、でちゃった婚が10代、20代前半に集中している傾向を考えると、交際期間も重要な気がします。

例えば、同じ出来ちゃった婚でも、交際1年未満と、2年未満、3年以上では、結果が違えば、そもそもの出来ちゃった婚の意味が違うと思うからです。
それは、出来ちゃった婚でなくても同じです。交際1年未満と、3年、5年以上と交際期間と離婚率について調査しなければ、より実態については分からない気がします。

つまり、結婚理由は子供ができたことでも、離婚理由は結婚に至るまでの交際期間に長さよる可能性もあるからです。
もし、交際期間の長さによって、離婚率に違いが出るなら、そもそも子供有無に関わらず、交際期間が離婚率に影響する可能性があるからです。

人生の大きな分岐点となる結婚と離婚。

しかし誰もが離婚を前提に結婚するわけではありません。

慎重にし過ぎれば、一生結婚できないかもしれませんし、安易だと離婚するかもしれません。
やはり、両方のバランスを取るなら、25歳くらいから3年ほど付き合って、28歳くらいで結婚するのが離婚を一番、安全な気がします。

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