あなたの結婚生活は大丈夫ですか?

厚生労働省の母子世帯等調査、つまりシングルマザー実態調査データが発表されました。調査対象となった1400人のシングルマザーに「一番最後に産まれた子どもが何歳の時に離婚したか」を質問しているのですが、あなたは子供が何歳の時に離婚率が高いと思いますか?

この質問の選択肢では「0〜2歳」、「3〜5歳」、「6〜8歳」と3歳ごとに18歳位まで区分して調査しています。

正解は一番多いのが「0〜2歳」となっているんです。末の子が、産まれてスグの時期に離婚する割合が何と全体の3割と一番、多いんです。

今日現在、少子化が進み子供を産んだ経験のある世帯での出産率は1.4人ほど。つまり、ほとんどのケースでは一人っ子なわけですが、夫婦2人だった生活から子供が産まれて、わずか2年以内に離婚する確率が非常に高いというわけです。

結婚まで付き合いから1〜2年ほど、子供が産まれるまでプラス1年。それに出産から1年から〜2年となると、男女間の恋愛感情は3年で終わってしまうケースがほとんどということになります。また、ちょっと長く持っても5年程度。

上の子が既に生まれていて3歳〜5歳程度になっているケースもありますが、それでも10年以内の離婚率が高いことが伺われます。また政府の調査でも離婚率は3割と発表されていますので、身近で結婚したカップルが3組あれば、そのカップルのどれかは破局を迎える可能性が高いことが予想されます。

あなたの身近で離婚したカップルはいませんか?きっと、いるはずです。

結婚よりも、離婚は大変だと云いますが、それでも離婚する人はあとを絶ちません。

では、何故?これほど多くの人が子供がいながら離婚へと進んでしまうのか?

元々、生物学的に男女の恋愛感情は3か月程度しかもたないという意見もありますが、やはり3年目の浮気ではありませんが、この3という数字は男女間においては鬼門なのかもしれません。

特に出産前後では男女という枠組みから家庭という枠組みに変化をします。

男性は、結婚、出産を経て行動や習慣が変化する人は少ないのですが、女性はこの時期に行動や習慣だけではなく、性格まで変化します。

この「出産後に、急転直下、夫婦間が悪化する症状」は、実は日本だけではなく世界的にも見られる現象です。

結婚をして出産をして、世間的には幸せの絶頂にいるかのように見える夫婦や子供含めた家族が、実は「幸せの頂にいるのではなく、離婚という破局への岐路にいる」という訳です。

それは、男女という枠を超えて、夫婦そして本当の家族になるための一番最初の試練の時でもあるんです。

この事は、多くの家族や夫婦が体験していることです。多分、あなたのご両親も、その第1関門の試練を味わっているはずです。夫婦の危機、家族の危機を大きな声で言わないだけで、結婚した以上、誰もが通る道なのかもしれません。

もし、あなたや、あなたの奥さんが妊娠中の場合、既に、その試練は始まっているかもしれません。特に男性は、奥さんの変化に戸惑うかもしれませんが、1年〜2年以内に一番最初の試練があると思って、気を遣い、優しく接してあげてください。

それだけで回避できるほど、甘いものではないかもしれませんが、何もしなければ、奥さんが出産後、子供が0歳〜2歳の間に、夫婦間が急変する恐れがあるので要注意です。

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