離婚のいちばんの犠牲者は子供

投稿者: | 2015年10月26日

離婚について、どう思いますか?

当人同士の問題であるから外野の人間が口を挟むべきではないと思う人もいれば、本人達が離婚したいと思っているならこれ以上の結婚生活は無理だから離婚した方が良いと思う人もいます。

年配者の中には、昔の人は離婚したくてもできないから我慢していたのに、今の若い人は些細なことで簡単に離婚してしまって問題を解決しようとする姿勢がない、とキツ~い一言を述べる人もいます。

離婚には、良い離婚と悪い離婚の2種類が存在します。

良い離婚とは、子供の身や自分の身をパートナーからの暴力から守るための離婚、家庭を顧みず借金をしながらギャンブルをしているパートナーと縁を切るため、など防衛のための離婚です。

悪い離婚とは、結婚生活すれば家事や食事の用意をパートナーが毎日してくれて楽になると思ったから結婚したのにという家事に参加したくないというだけの理由、単に結婚生活が飽きてしまったという理由など、一方的な自分勝手なワガママによる離婚です。

後者は、離婚をする前に話し合いをすることで、もしかしたら解決の策が見つかるかもしれません。

だけど、離婚をする前に少し周りを見て下さい。

離婚をすることで、大きな影響を受けてしまう様な存在はありませんか?

離婚で影響をいちばんに受けやすいのは子供です。

子供の中には夫婦関係を見ていて離婚することを望んでいる子供もいないことはありません。

しかし、特別パートナーに問題があるわけでもなく、浮気をしていた相手と結婚したいから、他に好きな人ができた、などの理由が原因で離婚をした場合、子供の多くが心に問題を抱えてしまいます。

人を信じることができない、親が嫌いで仕方がない、自分の居場所がない、など子供の心に陰を作ってしまい、子供の人生を大きく狂わしてしまうことも珍しくありません。

離婚を考えたとき、少しでいいから辺りを見てあげてください。