定年退職後の老後、どんな生活を送りたいですか?
定年を機に退職金を折半して、離婚して残りの時間を自分の趣味や娯楽に費やして自分の時間を思いっきり楽しむ生活。
退職金で、長年勤めてきた夫とのんびりとした旅行三昧の生活。
定年退職後も元気な間はアルバイトをして少しでもお金を稼いで、年金の受け取りを少しでも遅く本当の老後に備える生活。
退職金を一切何にも使わず投資にまわして退職金のお金を増やして、老後はお金に困ることのない生活。
退職を機に生活レベルを一気に下げて浪費するお金を少しでも減らして、貯金が底をつかないようなほそぼそとした贅沢を一切しない生活。
若い間は、体も元気で仕事もあるので贅沢やギャンブルなどムダな浪費をたくさんしなければ、ある程度の生活レベルを維持することができます。
しかし、定年退職後の老後の生活をどうするか、と考えている家庭はとても少ないです。
子供がいる家庭であれば、子供の教育費などで大学を卒業するまでに約2千万円近くのお金を使うと言われています。
老後よりも子供に良い教育、良い家庭環境を与えたいという思いで仕事に励んでいる父親、少しでも家庭生活を支えるためにパートしている母親、今の生活を壊さないために頑張っている家庭がほとんどです。
そのため、老後のコトを考えるのは子供が自立した後や大学を卒業してから、やっと自分たちの老後生活を考え始める夫婦が多いです。
それでも会社員であれば年金も払っているし、転職などをせずにずっと真面目に勤務をしているから退職金もそれなりにあるはずと、楽観視している人がほとんどです。
しかし、今の日本にはお金がなく、会社も不景気状態なため、退職金も年金も当てにすることができません。
もしかしたら今の20代30代は年金が支給されない可能性もあります。
結婚生活は、パートナーのどちらかが亡くなるまでが結婚生活と言えます。
老後は思っていたよりも早くにやってきます。
だからこそ、若くしてしっかりと考える力がある時に夫婦で、どんな老後生活を送りたいか、そのためにはどうすれば良いのかを話し合い決めて行く必要が今の日本社会では大事です。