子供が欲しいと言ってる夫婦もいますが、その反対に子供が欲しくないという夫婦も意外なコトに多いのです。
その理由は、子供が元々好きではない(子供の騒ぐ声や落ち着きがない子供に対してイライラしてしまう体質)、自分たちの収入では経済的に負担が大きい、不景気で給与が少ないのに子供にお金を使いたくない(自分の趣味にお金を使いたい)、少年犯罪が増加傾向にあって自分の子供が将来犯罪者にならないと言い切ることができない(子供のコトを信頼することができない)、離婚した時にどちらかが親権を持って世話をしなくてはいけない、など様々な理由があります。
近年、日本では離婚というモノが昔の様な大きなマイナスイメージをもたれれコトがなく、反対に離婚を軽々としてしまう夫婦が多いです。
離婚した夫婦の中には、理由は色々あります。
子供が懐いてはいないが経済的にも将来的にも大学まで進学できる片親に親権を譲るか、経済的には不安定で将来高校卒業が限界かもしれないけど子供が懐いている親が親権を得るかは難しい問題です。
特に子供が幼ければ幼いだけ、親権を得た大人は色々と苦労をします。
離婚の慰謝料をガッポリともらっていれば、すぐに仕事を探して定職に就いて子供を保育園や幼稚園に預ける必要はありません。
が、現実は違います。
慰謝料の支払いが決まっていても、実際に慰謝料が支払われるのは最初の数ヶ月だけということが日本では多い様です。
慰謝料を払う側の人間に支払う事ができる能力がなくなってしまった場合など、離婚や養育費の慰謝料を強制的に徴収するのはかなり難しいです。
最初は、親1人でも正社員となって子供を幼稚園や保育園などの施設に預けることができれば、シングルマザー、シングルファーザーでも子育てはできると思います。
実際、そうやって子供と家庭を守るために毎日必死に頑張っているシングルマザー、シングルファーザーは日本にたくさんいます。
しかし、シングルマザー、シングルファーザーにとっていちばん大変なのは、子供が急に体調を崩したりして具合が悪い時です。
幼稚園や保育園などでは、他にも子供を預かっているので体調が悪い子供がいれば、親の呼び出しがあります。
親としては仕事中に急に呼び出されても困る、というのが本音ではあります。
しかし子供を迎えに行かなくてはいけない、誰かに仕事を受け持ってもらったり代わりをしてもらわなくてはいけないので、あるとき、そういうことがとても難しく感じてしまいます。
再婚を考えた、という人の意見で多いのが、子供のためです。
しかし、子供が再婚をして欲しいというのではなく、再婚した方が子供との時間を作ってあげられる、何か起きた時に対応してあげることができる、というのが本心なのです。
子育てが1人でできないわけではありませんが、日本はまだ海外と比較しても1人で育てるには厳しい社会なのです。