結婚への障害は親が多い

投稿者: | 2014年9月25日

いざ結婚しようとなると、大きな障害となってしまうのが親である。

結婚は好きな人とすればいいよ、と言いつつも実際に結婚相手として親に紹介をしたら、親から結婚に反対されたというケースは意外にも多い。

親が結婚に反対する理由として多いのが、家柄や職業、家のレベルである。

医者をしている息子が結婚相手に一般企業の会社員の女性を親に紹介したら、医者なんだからもっとレベルが高い職業をしているヒトと結婚しなさい、医者なんだから医学関係の家庭で育っているヒトと結婚して欲しい、と言う両親が多い。

これが仮に女性も医者をしていたら息子の相手として釣り合うから、と大喜びしてくれる。

他にも、結婚したら女性は家庭に入って夫が仕事に専念できるように専業主婦をして欲しい、と男性側の両親から結婚の条件を突きつけられることもある。

結婚してもバリバリ働いてキャリアを磨いてもっとレベルアップしたいと思っている女性にとって仕事を辞めなければ結婚は反対と相手の両親に言われてしまうと、立場的にも心境的にもどうして良いかわからないというのが本音である。

親が反対しているけど入籍したら許してもらえるだろう、と思っていたら反対に親子の縁を切られてしまった、相手側の両親から絶縁されてしまった、というケースも最近は多いようだ。

両親が結婚に反対する理由が子供のため、もっとレベルが高い家庭のヒトと結婚した方がコネができたりして出世しやすくなるから、と親は子供の将来的なコトを考えていう人も多いが、必ずしもそれが子供の幸せに繋がるという保証はドコにもない。

あんな分からずの親と絶縁したって、親子の縁を切ってもかまわない、という気持ちを相手が持っていたとしても内心は複雑ではないだろうか。

今の時代は離婚が日常的に行なわれているから、結婚して失敗したと思ったら離婚して再出発すればいい、と考えるヒトもいるが、中高年の世代は離婚なんてとんでもないという時代だったために離婚に対して余りよい印象を持っていない。

相手の性格が分からないという理由であれば、食事などを一緒にする機会を設けることでお互いを知ってもらうことができるが、家柄や職業で反対されてしまうと説得するのは困難である。

また中には、相手の両親が嫌いだから、という理由で反対するケースも珍しくない。

障害が多い程、恋は燃え上がると言うが、実際は障害が少ない方が良いことに変わりはない。