離婚の原因と言えば、パートナーの浮気や不倫、共通の話題がない、パートナーからの暴力や暴言、性格の不一致などが多いですが、意外にも多いのが金銭感覚が合わないという理由も少なくありません。
結婚とは、家庭を築いていくだけでなく、家計も共にします。
結婚してもお互いに正社員としてバリバリ働いているのであれば、家賃や住宅ローン、生活費を折半して残りの給与はそれぞれが自由に使っても良いと言う夫婦が多いです。
しかし、子供がいたり共働きではないとなると、家賃や住宅ローン、生活費を給与の半分だけ入れて残り半分は稼いで来た側が自由に使うというわけには、なかなかいきません。
子供がいたり、共働きでないとなればお金の管理をキチンとしなくてはいけません。
そのため、光熱費などの出費を少しでも減らすために節約をして、家計を上手くやりくりしなくてはいけません。
節約の仕方は、色々とあります。
例えば、歯を磨く時に水を出しっぱなしにしない、使わない部屋の灯りは消す、お風呂もできるだけ同じ時間帯に入るといった緩い節約もあれば、冷蔵庫の中にビニールを貼って冷気が少しでも冷蔵庫内に対流するようにする、外出時に喉が渇いたらカフェには入らずに自販機で購入して公園のベンチなどで飲む、部屋の灯りはパートナーが帰ってくるまでは点けない、など根性がないと続かない節約もあります。
そのため一緒に暮らし始めてから、相手の金銭感覚を知ることがほとんどです。
付き合っていた頃はこんなにケチじゃなかったのに、と思って結婚したコトを後悔する人も珍しくありません。
金銭感覚が全く一緒というのは難しいことですが、あまりにも金銭感覚がズレていると、上手くいかないことも珍しくありません。
どちらかと言えば、パートナーの金銭感覚に対してストレスが生じてしまいます。
金銭感覚はその人が育ってきた環境によって違ってくるので早々に金銭感覚を相手に合わせるのはとても難しいコトです。