家事ハラ増加中!仲良し夫婦であるために…

投稿者: | 2014年7月15日

現代社会では色々なハラスメントが誕生しています。

セクハラやパワハラなどは基本的なハラスメントとして知っているヒトが多いと思います。

医者から暴言を吐かれるドクハラ、お酒を飲まないヒトに対してお酒を強制するアルハラ、そして妻から夫に対して起こる家事ハラなどがあります。

家事ハラとは、家事が不得意な夫に対して妻がキツい言葉を言ったり態度をとるハラスメント行為で、近年増加傾向にあります。

共働き世代になってから家事は夫婦で折半という若い夫婦、定年退職して家にいる仕事一筋だった熟年夫婦が増えたことで、新しく誕生したハラスメントのひとつです。

忙しい妻に代わって家事を手伝ってあげよう、妻から家事を手伝ってほしいと言われて不慣れな家事を夫が手伝ったら、妻から洗い方が違う!、私の仕事を増やさないでくれる!?、給与も少ないのに家事までできないの?使えない男、汚れが落ちていない!、こんな洗い方だとシワになるでしょ!、などの言葉が妻の口から出てきます。

中には、アナタに頼んだ(家事の手伝い)私のミスだから、と叱責されるのではなく呆れた様な一言もあります。

妻がこのような言葉を言ってしまうのには、妻側にも言い分があります。

日頃から家事をしている妻にとっては、家事が日常になっているため自分のやり方が出来上がっています。

自分のペースやタイミングなど限られた時間の中で家事をしていますが、夫は普段から家事をしていないから食器洗いでも不慣れだったり妻のやり方を知らない夫がほとんどです。

自分のやり方からハズレてしまい、二度手間になってしまうと妻はイラッとします。

少しでも楽にしたかったのに、夫に頼んだせいで余計な仕事が増えてしまったからです。

家事ハラで多いのが、洗濯物と食器洗いです。

無論、家事ハラを受けてしまった夫の約9割近くが二度と家事の手伝いをしたくない、と感じてしまいます。

家事ハラをなくすためには妻が家事の不慣れな夫に対して寛大な心を持ち、一緒に家事をする時間を作ることです。

大人だからできて当たり前と思うのではなく、自分の子供に家事を手伝ってもらう様にやんわりとやり方を教えていく様にすることです。

夫婦仲良く円満が幸せな家庭への第一歩になることを忘れずに、縁があって結婚したのですから支え合っていける様にしてみましょう。