初めて母親になった女性の多くは、子育てへの楽しみと不安が常に葛藤しています。
なぜなら、初めての経験だからです。
子育てに関する育児書やサイト、情報はいくらでもあります。
しかし、どんなにたくさんの情報や知識があったとしても、自分の子育てと100%合致するわけでもないし、自分の子供にも当てはまるわけではないからです。
そのため、育児書や子育ての情報などを全て頼って子育てをしてしまうと、予期せぬ出来事や子供の成長状態に対して不安と恐怖が母親の心の中に広がっていきます。
仕事から帰宅した夫に相談しても、安心できる言葉がもらえるどころか反対に「育て方が悪い」「間違えたやり方をしたのではないか」「周りの母親はできているのに何でお前はできないんだ」「オレの母親はキチンと育ててくれた」など言われてしまうと、母親の心を傷つけてしまうどころか育児に対しての自信や希望をへし折ってしまいます。
その結果、母親が誰にも子育ての悩みを相談できない、子育ての苦労を1人で抱え込んでしまうなど、育児に対して悪い方向でしか気持ちが見えなくなってしまいます。
子供の成長は、子供によって違ってきます。
成長が早い子供もいれば平均的な子供もいます。
反対に育児書などの成長シーズンよりも成長が遅れて成長する子供もいます。
成長が遅れていると、不安に感じてしまうのは当たり前のコトです。
なぜなら母親、は周りの状態や他の子供と見比べてしまうからです。
幼稚園や小学校に入れるとしても、自分の子供だけ言葉を話さなかったら、1人でご飯を食べるコトができなかったら…なんて考えると気持ちが不安で仕方がありません。
だからこそ、初めて母親になる女性に対して夫や両親は、赤ちゃんだけでなく母親もサポートをしてあげる必要があります。
自信を持って育児をする母親と不安しかない母親が育児をするのでは、後に大きな影響を与えてきます。