育児休暇から職場復帰できない女性が急増

投稿者: | 2016年3月29日

子供が産まれるから出産休暇と育児休暇を取得して、1年後に仕事への復帰を考えているキャリアウーマンはたくさんいます。

いざ仕事に復帰しようと思っていたら、子供の預け先がみつからない、保育所はどこもいっぱいで空き待ち状態と言われてしまった、夫の会社にも従業員専用の託児所もない、となると仕事への復帰が絶望的になります。

会社には1年間の育児休暇しか出していないので、子供の預り先がみつからないと退職するしかないという現実にぶつかっている女性はとても多いです。

女性が社会に進出したことによって、保育所や幼稚園に入園することができない待機児童が年々増えています。

社会に復帰することを考えていた女性にとっては、深刻な問題です。

今の会社は育児休暇をとっているからスグに職場復帰ができるけど、今の会社を退職して子供の預け先が見つかった時に就職先を探してもスグに見つかるかが分からない、自分の条件やキャリアを活かせる会社に採用されるか分からない、預け先と勤務先が余りにも遠いと両立ができない、と育児休暇を取得したけど待機児童の関係で職場に復帰できず仕方なく専業主婦になったという女性は意外にも多いです。

妻が仕事に復帰できないとなれば、夫にとっても負担が増えます。

子供が産まれるからと一戸建てを購入し、育児休暇明けには妻も仕事に復帰するから保育園の費用を払っても共働きなら住宅ローンを支払っても充分に家計をやりくりできると考えていたからです。

それが夫だけの収入のみとなってしまうと、住宅ローンを組み直しするか少し遠くても空きがある保育所を探すか、家庭にとって重大な課題となってきます。

自宅、職場からかなり離れている保育所に子供を預けてしまうと残業が難しくなります。

保育所にも時間というのがあるから、その時間までに子供を迎えに行かなくてはいけないし、子供に何かあったら会社を早退しなくてはいけません。

女性の会社よりも男性の会社からすればそういった社員はリストラ候補に入りやすくなってしまいます。

職場復帰できない妻がいると色々と大変なのは事実です。