ずっと欲しかった子供、初めて自分のお腹の中に宿った命…産まれてくる日をとてもとても楽しみにしていたのに、定期検診もキチンと受けて順調だったのに、まさかこんな風になってしまうなんて。
妊婦にとって、流産はとても辛くて悲しい出来事です。
流産は、人によっては流産しやすい体質の人もいます。
しかし、それとは全く別に流産をしている女性が増加傾向にあります。
中でも、仕事をしている女性が流産をする確率が増えています。
一昔前、寿退社という言葉が普通に使われていた時代、結婚後も働いていた女性の多くは妊娠したら退職していました。
自宅でつわりと格闘しながら出産の日を心待ちにしている未来の母親がほとんどでした。
ところが時代が変わった今では結婚後に妊娠しても退職せず、出産日ギリギリまで働いている女性が多いです。
他人から一目見て妊娠していると分かる位の大きなお腹をしていても、重い荷物を運んだり過酷な業務をこなしている女性がほとんどです。
一緒に働いている男性の方が、大丈夫なのか?流産とかされても嫌だから休職か退職でもしてくれないだろうか?とハラハラしながら見ている人が多いです。
時代が時代なだけに、同じ従業員としても女性に対して男性がそういうコトを言うことができません。
流産は、とても恐いことです。
スグに病院に行けば助けることもできるかもしれませんが、スグスグに病院に行かなかったために流産してしまった、というケースは非常に多いです。
流産をした女性の多くは、大きな喪失感に感じてしまいます。
自分の中に産まれた命が、自分の不注意で消えてしまうからです。
だからこそ、そうならないためにも妊娠をしながらの仕事は細心の注意を払って気を付けなくてはいけません。
友達が出産ギリギリまで働いていたから自分も大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、人と自分は違うと言うことを理解しておかなくてはいけません。
命が消えてから、仕事を休めば良かったと後悔しても遅いのです。