入籍と言えば、一昔前までは結婚式を挙げた日、ハネムーンに出発する前が多かったのですが、今は少し違います。
挙式をしていなくても、挙式の前にも関わらず入籍をするカップルが多いです。
その理由として多いのが、入籍をする日を決めているカップルが多いからです。
日本で、入籍の日として人気があるのが、元旦である1月1日、バレンタインの2月14日、クリスマスイヴ、クリスマスの12月24日25日、いい夫婦の日と言われている11月22日、カップルの誕生日です。
カップルが入籍の日にこだわるのは、自分たちが覚えやすい忘れにくい、新しい人生の門出としてイベントがある日が良い、などというものがあります。
こんな会話を聞いたコトがありませんか。
会社の人と飲んできたみたいだけど今日が何の日か覚えている?という妻の厳しい一言に対して、今日って何かあった?と完全に忘れてしまっている夫。
それに対して妻が、今日は私たちが入籍した結婚記念日でしょ!せっかく手料理で2人でお祝いしたかったのにアナタのせいで台無しになってしまった、と夫婦喧嘩に発展しまうケース。
結婚記念日などの記念日を大事に思っている女性は多くいますが、最近は女性が社会に進出していることもあり、お互いができるだけ仕事の都合が合わせやすい月、元旦で確実に祝日で仕事が休みの日をあえて記念日として入籍するカップルが増えています。
結婚して入籍して終わりと言う感じではなく、結婚後も結婚前の様なラブラブカップルでいたいと思うのが今のカップル達なのかもしれません。
女性が働きにでかけないと経済的に住宅ローンの支払いが厳しい、夫が勤務している会社の将来が不安定でいつ倒産するかわからない、という家庭は意外にも多いです。
しかも倒産して無職となった時、次の職場がスグに見つかればとてもラッキーではありますが、今の日本経済的には難しいです。
だからこそ、夫婦で本当の意味で支え合って生活を築いて行く必要があるのかもしれません。
特に今の世代はバブル崩壊を経験している世代でもあるので、経済の不安定に対して強い危機感を持っているのかもしれません。