神前結婚式を行ったカップルなら牧師からの誓いで「死が2人を分かち合うまで悩める時も健やかな時もパートナーだけを愛しますか?」という言葉を聞いたことがあると思います。
1人のパートナーだけを永遠に愛する、というのは結婚願望や温かい家庭を築きたい人にとっては夢のある近いです。
教会で純白のウェディングドレスを着て愛しているパートナーと永遠の誓いをする、そんな夢を見た女性は多いのではないでしょうか。
しかし、現実はそんなに簡単なことではないようです。
永遠の誓いをしたにも関わらず、プロポーズの時に意中の相手から「永遠に君と過ごしたい」という言葉をもらって嬉しかったのにも関わらず、家庭を築いて暮らす様になったら毎日がすれ違いの様な生活、喧嘩三昧。
なんで結婚なんてしたんだろう、もっと相手を選ぶべきだった、結婚した途端にパートナーが豹変してしまってどうしようもできない、と結婚したコトを後悔したことがあるのではないでしょうか。
そんな気持ちをモヤモヤと持っていると、職場や知り合いの中に異性として意識してしまい結婚しているのにも関わらず他人に恋をしてしまうケースも少なくありません。
そんな時、思いとどまるか思いとどまらずに自分の気持ちを打ち明けて浮気や不倫といった関係になってしまう既婚者が多いです。
離婚を真剣に考える人もいれば、離婚はしたくないから今の関係をダラダラと続けていく、パートナーにバレなければ良い、という考えを選んでしまう人もいます。
いくら夫婦仲が悪いからと言っても、パートナーが浮気や不倫をしていることが分かって、嫌な気持ちをしない人は誰もいないと思います。
浮気や不倫が原因で今以上に関係が悪化してしまう場合がほとんどです。
人を愛することは、とても難しいことなのかもしれません。
人間は自分がいる環境や年齢によって考え方も変わってきます。
20代の時は結婚なんて絶対にしたくないと思っていた人が30代になったら結婚をしたい、20代の頃は考え方が若かったと感じることがあるからです。
つまり、愛情は永遠に不変ではないのです。
環境や年齢によってパートナーが変わってしまっても、パートナーの良いところを見つける様にしてみてはどうでしょうか。
人を愛する資格とは、常に変化していく日常の中でもパートナーを思いやり支え合い、道徳に反しないことではないでしょうか。