家庭環境を見ていない様でみている子供たち

投稿者: | 2017年11月27日

子供にとって、両親の夫婦仲が良いのが家庭としては理想的です。

夫婦仲が良い家庭だと、子供が両親に友人関係や学校のコトなどで相談がしやすいからです。

特に子供が幼いと、善悪の判断が自分ではつけることができません。

なので、しても良いこと、悪いことを両親の背中をみて学べることが子供の成長には欠かすことができません。

しかし子供の家庭環境において、必ずしも父親がいて母親がいて、という環境が全てではありません。

父親が不在、母親が不在、という家庭で育っている子供も少なくありません。

不在の理由は、離婚だったり死別だったり、長期間の海外転勤だったりなど、さまざまです。

シングル家庭で育った子供の方が親の手伝いをする子供が多い様です。

物心がつくまで、自分には親が1人しかいないコトに悩むケースもありますが、物心がついてからの方が子供が進んで家事を手伝う様になります。

それは、親の背中を見て子供が進んで親の負担を少しでも減らしてあげたいという気持ちが芽生えるからです。

子供のそういった親への協力心は、片親の子供の方が培われます。

片親の方が子供と2人3脚でお互いをカバーしあいながら生活をしていることが多い様です。

経済面に関してはどちらが良いということはあまりないようです。

ただ、片親の子供の方が家計を気にすることが多く、大学に行きたくても高校を卒業したら働くという選択肢を選ぶことが多いので、自分の気持ちを我慢するクセが強い様です。

子供は子供なりに自分の家庭環境というものをしっかりと見ています。

親は子供だからまだ分からないと思っているヒトが多いですが、それは違います。

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