辞めれなくなる不妊治療

投稿者: | 2017年10月30日

結婚して夫婦として長い時間を過ごして来たけど、念願の子供ができないために夫と相談して不妊治療を専門としている病院を訪れる夫婦は多いです。

診察の結果、不妊治療が必要となった時は、説明を医者から聞いていても不妊治療の大変さは分かりません。

夫とも相談をして家計の財政とも見直して、最初は不妊治療をすることに年数を設ける夫婦が多いです。

『2年不妊治療をしても子供ができなかったら養子を考えよう』と思っていたにも関わらず、不妊治療を開始するとそういう思いはすぐに打ち砕けてしまいます。

薬を使えば副作用で吐き気やめまい、頭痛、倦怠感などの症状が出ることが多く、その状態で苦しみながらもパートナーが不妊治療をしていると『苦しそうだから辞めよう』という言葉がなかなか言えません。

こんなに頑張っているのに…という気持ちが先行してしまうからです。

しかも不妊治療の金額は、予想していた以上に高いです。

そのため、家計の財政と相談してこの金額ならっと不妊治療の期間を設けて家計に負担を出さない様にしますが、不妊治療をしても子供ができないと考え方が歪んできます。

こんなに高い金額を払ったのに子供ができないなんて…、と思うと辞めようという気持ちよりも、なにがなんでも子供を作らないと、という気持ちが強くなってしまいます。

両親に不妊治療のコトを話していて快く承諾してくれていたら、親にお金の援助を頼みやすくなります。

そうして、期日がすぎてもズルズルと不妊治療を続けている夫婦も多く、中には借金をしてでも不妊治療を続けているケースも少なくありません。

不妊治療をすると目の前の現実しか見えなくなってしまい、子供が欲しいという気持ちに固着してしまうので、そういう風にならない様に周りの人間からのサポートも重要になってきます。

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