お互いを思いやる気持ちがすれ違いを生じる  

投稿者: | 2016年11月22日

結婚すると、彼氏だった人や彼女だった人と一緒に過ごすことができる時間が増えます。

この人と家庭を築きたい、一緒に過ごせる時間がほしいと思って結婚と言う大きな決断をするのですから、結婚して良かったと思える家庭を築くのが夫婦として最大の課題でもあり、ゴールでもあります。

ところが結婚して一緒に暮らし始めると、いつでも時間を作るコトができるからと仕事や会社の同僚、友達との付き合いを重視してしまう傾向にあります。

結婚する前は仕事や会社の同僚との付き合いで一緒に過ごせる時間が減ってしまうことに申し訳ないと感じていたのに、一緒に暮らし始めたら今度は結婚しているんだから後でもいいだろう、という気持ちになってしまいます。

それが原因で上手くいくだろうと思っていた家庭にヒビが入ってしまい、家庭が破綻してしまいます。

逆に結婚をしたことで、自分が働いて家族を養っていかなくてはいけない、自分の身に予期もせぬ問題が起きて何かあってもパートナーや家族だけはお金で困らない様にしないと、という思いから仕事を今まで以上に頑張ってしまうケースもあります。

一緒に食事をしたくて作って待っていたのに帰って来たのは深夜で食事もコンビニですませた、と言われたら作って待っていた方とすればとても辛いコトです。

一緒に食事をしたい、仕事で認められて給料や役職が就いて家庭を少しでも楽にしてあげたい、欲しいモノを我慢させないで買うことができる位ちょっとしたゆとりを生活にもたせたい、という相手のコトをお互いに思いながらしてきたことが原因で、夫婦の間に少しずつズレが生じて、いつかは爆発して大きな夫婦喧嘩に発展したり、孤独感から不倫をしてしまうという最悪なケースになることもあります。

そうならないためにも家庭をどうしたいのか、という話し合いは時折していくことが大事です。

その時に不満や不安なコトも話して、大きな亀裂が生じる前に解決できるように心がけることが大事です。